Swing TRUとは
「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。
GOLFTECではゴルフスイングを9つのポジションに分類し、各ポジションにおける肩と腰の回転・傾き、腰の上下・前後・左右の移動量などをオプティモーションにより数値化してデータを集積しています。
ハンディキャップ30のゴルファーからツアープロまで13,000人以上のデータから、スキルレベルと特定ポジションでの体の動きに相関があることを発見しました。
この研究から導き出された、特にゴルファーのスキルレベルに直接相関する6つの動きを「SwingTRU」と名付け、ゴルフテック認定コーチはこの「SwingTRU」を活用することによりあらゆるレベルのゴルファーを効率的に上達へと導いています。
1.トップポジションにおけるHip Sway (ヒップスウェイ)
解説:
(Toward:ターゲット方向、Away:逆方向)
まとめ: グラフのデータでは、上手なゴルファーほど腰がターゲット方向に動いていることが示されています。
ツアープロはターゲット方向に3.9インチ(約10センチ)移動します。
このHip Swayは「正確性」や「飛距離」に影響します。
2.トップポジションにおけるShoulder Tilt (ショルダーティルト)
解説:
Shoulder Tiltとは:
(Left:左が低い、Right:右が低い)
まとめ : グラフでは上手なゴルファーほど肩が左に傾いていることが示されています。
ツアープロは36度左が低くなります。
このShoulder Tiltは「正確性」や「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響します。
3.インパクトポジションにおけるHip Sway(ヒップスェイ)
解説:
Hip Swayとは: ターゲット方向、またはターゲットと逆方向への腰の横移動をインチ表示で表したもの。
(Toward:ターゲット方向、Away:逆方向).
まとめ : グラフでは、上手なゴルファーほど腰がターゲット方向に動いていることが示されています。
ツアープロはターゲット方向に1.6インチ(約4センチ)移動します。
このHip Swayは「正確性」や「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響します。
4.インパクトポジションにおけるHip Turn (ヒップターン)
解説:
Hip Turnとは : ターゲットラインに対する腰の回転を度数で表したもの。
(Open:開いている、Close:閉じている)
まとめ : グラフでは、上手なゴルファーほど腰の回転が多くOpenになっていることが示されています。ツアープロは36度開きます。
このHip Turnは「飛距離」と「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響します。
5.インパクトポジションにおけるShoulder Tilt -(ショルダーティルト)
解説:
Shoulder Tiltとは : 両肩を結ぶラインが左右どちらに傾いているかを度数で表したもの。
(Left:左が低い、Right:右が低い)
まとめ : グラフでは、上手なゴルファーほど肩が右に傾いていることが示されています。
ツアープロは39度右が低くなります。
このShoulder Tiltは「正確性」や「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響します。
6.フィニッシュポジションにおけるShoulder Bend (ショルダーベンド)
解説 :
Shoulder Bendとは : 上半身の前傾、後傾を度数で表したもの。
(Forward:前傾、Back:後傾)
まとめ : グラフでは、上手なゴルファーほど上半身が後傾していることが示されています。ツアープロは32度後傾します。
このShoulder Bendは「飛距離」や「ダフリやトップにならない当たりの安定性」に影響します。